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カズーの親バカブログ

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ブログ8 ~Carry on~
【子どもは未来からの留学生】

教育の世界には子どもを形容する表現は数多くありますが、僕はこの言葉が一番好きです。子ども達が様々なものを受け継いで戻っていくのは未来の世界である、と。生徒を教えるとき、そして、絵舞と遊ぶとき、このことを頭に入れて接するようにしています。

絵舞がおじいちゃんを知らないように、僕も祖父を知りません。当時の難病であった百日咳を患い、僕が生まれる前に、四十代の若さで他界したと聞きました。

バイオリン奏者だった祖父は、満州で小学校の教師をしていたそうです。楽団で演奏したり、都会に出掛けたり。いわゆるハイカラさん?  古い白黒の写真を見たことがあります。とてもハンサムでした。形見としてバイオリンが残っていると思いきや、祖母が質に入れたとのこと(笑)

ひいおじいちゃん、絵舞です。いつも笑ってるよ!

 

祖父なきあと、祖母ひとりの手によって育てられた絵舞ばぁばは、地元で珠算塾を経営しています。主に小学生を中心に教えています。僕にとっては優しかった祖母も、絵舞ばぁばには手厳しかったようです(^_^)  あれやこれや指示を受けながら、なんでもひとりでやらされて大変だったとよく言っていました。

親父の両親は、鍛冶屋を営んでいたようで、小さい頃から一緒に手伝っていたそうです。退職後、熊手から鍬や鋤まで自作しながら「遊んで」いました。作ったものを楽しそうに見せてくるとき、遊んでいるように見えたのです。

休日は朝から晩まで畑にいました。僕は親父にはあまり怒られたことはないのですが、ある日、あまりにも畑仕事を手伝わない僕に業を煮やして「石拾いぐらいてごぉせぇ~!」と怒鳴られたのは今となっては良い思い出です。ごめん、親父m(__)m  でも、高校三年生の受験勉強の時期だったよ、あれは(笑)

  
絵舞ばぁばと畑 (2020年7月)

そんな親父の自慢の畑はいま、絵舞ばぁばが引き継ぎ、手入れをしながら野菜をたくさん作ってくれています。実家に帰るときはいつも、どっさり野菜がもらえます(^з^)-☆  ありがとうm(__)m

 
絵舞と野菜 (2019年9月)

さて、両親がそうだったように、僕自身も二人から「何か」を受け継いで「今」を生きています。対話を通して、また、共有した時間を通して受け継いだもの。それらすべてを、未来に戻っていく絵舞に注ぎます。今回のブログを書くことによって、より一層、絵舞に対する愛情と責任を強く感じることができました。

ケンタクにも同じことが言えると思います。僕はまだケンタク歴10ヶ月の赤ちゃんのようなものです。実年齢も四十代のはなたれ小僧です。これからも様々なことを受け継いで、この先10周年、20周年を迎えることになる健康卓球交流会に貢献したい。そう強く思いますo( ̄ー ̄)○☆

終わり(仮)


未来への扉を開ける絵舞



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